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【DPRB Review】#04 Broken English ClubのWhite Rats

投稿日:2018年8月20日 更新日:

イギリスロンドン生まれのOliver OHのプロジェクト『Broken English Club』の3rdアルバムが、L.I.E.S.(Long Island Electrical Systems)からリリース。L.I.E.S.といえばロウアンダーグラウンドシーンではすでにトップレーベルを確立しており、レーベルオーナーはあのRON MORELLI。昔見た彼のインタビューでは、L.I.E.S.でリリースするのはデジタルソフト音源ではなく機材の音源を欲すると記載していたのを見たことがある。まあ、今のDAWでも十分アナログな音質にすることは可能だが、ようはRON自身が感じる何かがL.I.E.Sでリリースするには必要なんだろうと思う。
今回のBroken English Clubの3rdアルバムではそんなL.I.E.Sのこれからも含め、レーベルを確立させる音が存分に入っているように感じる。


https://soundcloud.com/l-i-e-s/broken-english-club-white-rats-album-clips-lies-120

1.Joy Scar

始まりからインダストリアルな空気間でワクワクする。Tzusingにも似てる。やはりさすがL.I.E.S.のリリース作品。最初からディストーション全開。Crackboy aka Krikor Kouchianでよく聞かれるcasio rz1のようなドラムサウンド。最高。

2. White Rats

ざらついたノイジーなサウンド。ところどころ鳴るReverbなドラム。L.I.E.S式のアンビエントと言うべきか。

3. Funny Games


良い。ようやく幕は開けたようなビートが刻まれていく。やっぱりtzusingっぽいよね。ところどころ流れカウベルのような特徴的なサウンドも良い。

4. Anonymous Death Tape

ここまで聞いてくると昔ゲームボーイでチップチューンとして曲を作ってた時を思い出す。インダストリアルテクノ。ボイスが入ってくることによって飽きもせず聞ける。Rよりの軽めのスネアが聴きやすい。

5. Animal Town

アシッドが良い。再度アシッドの良さを再確認した。

6. Let's Play

B面から少し雰囲気を変えてきていてかなり聴きやすくなった。ライブ感がある。無駄にアクセントを加えてない感じがすごく良い。

7. God Man Dog

No Coments

8. Tarmac Paradise

No Coments

9. Stab Boy

No Coments

アルバムというくくりで聞くとすごくまとまった良い一枚。ただ自分がインダストリアルの背景を知らずそこまでのめりこんでないのでどうしても少し飽きてしまう。かっこよさでは文句なしだが、Tsuzingを聞いた時よりもインパクトはすくなめに感じた。


セッション映像。
現在もこういうライブセットなのかはわからないが、Pushらしきmidiコントローラーを使用。
プロデューサーとしてイメージが固まっているのはすごく良い。これがBroken English Clubのサウンドというのが聞いているとわかるのは強い。個人的にプロジェクト名のセンスも光っている。

Broken English Club | Boiler Room x Present Perfect Festivalの映像はこちらから。

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木下貴博

大阪在住のDJ/プロデューサー99LettersはTakahiro Kinoshitaのソロプロジェクト。これまで海外のVinyl・カセットレーベルを中心にEPをリリースしてきた。2015年は、Serie Limitee Recordsより"Serie Limitee Hors-Serie 005 EP"、SEAGRAVEから"12Mirrors Album"をリリース。2016年にはDalmata Danielより"Untold Future EP"をリリースした。 インダストリアルでドローンな作風から、温かみのあるシンセとややサイケでなんとも心地よいハウストラックは、幅広いロウサウンド・テクノファンにもサポートされる。 2018年には過去リリースされた "Lazer Beam"を、Len Fakiが自身のレーベル"LF RMX"に収録し、Lazer Beam (Len Faki Hardspace Mix)として
リリース。Chris Liebing , Dubfire, Adam Beyerがフェスでプレイをする等話題になる。

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