99Letters 木下貴博

99Letters 木下貴博がWebフリーランスとして思うこと

投稿日:2018年12月9日 更新日:


WEBフリーランスとして活動を始めた木下貴博が思うことををインタビュー形式で掲載。
DPRBのレーベルオーナーとして、プロデューサー99Lettersとして思うこと。クラウドソーシングについて語ってもらった。

 

世の中そんなに甘くない。自分らしく生きるために。

―最近フリーランスとして活動してるけど、順調?
正直全然順調じゃないよ。まだ実際に現在の会社を退職したわけじゃないし、WEBフリーランスとして仕事を少しずつ受注しているような状態。世の中そんなに甘くないです。

―どういう感じで受注してるの?
基本的にはクラウドソーシングで仕事を提案し、受注している状態。幸いなことに社会人に出て10年以上デザインに関わってきたから、WEBのホームページを作成するためのデザインや、画像編集、POP制作、チラシという感じです。今の会社では東京や名古屋で展示会を行う時に、展示会ブースのデザインも任せてもらえてたからそういう仕事もできる。展示会のディレクションの仕事は大変だけど、会社の予算で行うから金銭面的には問題なかったです。ただ今は自分一人なのでそうはうまくいかないという。若いうちに貯金しとけよっていうのも今だからよく分かりますね。

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――会社員の方が安定はしてるんじゃない?
断然安定しています。ただやりたいことをやりたいし、これから何十年も組織の中でやるのは、、とか甘いことを言わせてもらいました。正直プロらしい仕事をしたいというのが本音です。これから社会で出て仕事をする人はいっぱいいますし、就職先でプロの現場で仕事をする人はもちろんいると思います。自分の会社ではそういうことが出来なかったというのが事実かもしれません。

 

クリエイターはお金のためにやるもんじゃないが、お金は必要。

ーフリーランスとして仕事をしてプロとしてやれてるんじゃない?
自分で仕事を受注して仕事をするという意味ではそうかもしれないけど、僕はまだまだやりはじめたばっかりだからそうじゃないと思います。まだまだ未熟です。

ークラウドソーシングで飯を食べていける?
このままだと食べていけないでしょうね。今回この記事で話している内容は自分も問いかけてる内容ですけど、フリーランスは甘くないです。受注をした金額でこれから先続けれるかと思うと、不安でいっぱいです。ただ言えることは、自分にとっては成長できるきっかけかと。クラウドソーシングは単発とリピート、プロジェクト型と仕事を受ける種類があるんですが、時間の空いた時に仕事をするという考えでは単発型がいいんでしょうね。僕はプロジェクト型の募集しか基本は引き受けてないです。自分がしたい仕事、成長できる仕事に関しては単発で受けて+aの提案を行っていきます。今はがむしゃらに仕事を受けてるのも事実です。

ー会社員でもある程度の役職があればリーダーとして同じように大きな仕事はあるんじゃない?
僕も係長という役職をもらってましたし、それは当然大きな仕事や大事な仕事を任せてもらえます。ただあくまでも会社の中での自分として対応するので、やっていて少し違ったんですよね。

ーサラリーマンは大変だと。。
もちろん仕事は大変です。ただ僕は趣味と仕事を分けるってよく言うけど、本当にできる人はそういう人はそんなことを考えないといけないんだなと思います。定時まで仕事をして、それから帰宅後は趣味の生活。僕も7〜8年前では同じような考えでした。帰宅していい曲書くぞって。でも実際本気でプロデューサーで生きていくって難しいんですよ。僕の先輩も海外では世界レベル、日本一でも曲やギグだけで食べていけてるわけじゃないですし。そうなると僕の場合はもっと良い曲を書いたり、インプットアウトプットを人一倍頑張らないといけない。でもだいぶ年齢重ねてしまいましたからね。そうすると趣味よりも仕事を頑張らないといけない。飯を食べていかないといけない。そのためにはお金を生む軸が必要になる。それで転職ではなく自分を成長させるためにフリーランスを選びました。

 

クラウドソーシングは有難い。ただフリーランスへの配慮も必要

ーなるほど。ではクラウドソーシング以外でのフリーランスとして生きていく道は?
後は知人の紹介とか、お世話になっている会社への依頼のお願いとかですかね。ただ根本はクラウドソーシングにもっともっと期待しています。正直、クラウドソーシングは有難いです。僕自身も登録をして、今の会社では任せてもらえない仕事をいただけるので。ただフリーランスへの配慮ももっとしてほしいのが本音。発注する会社からお金が流れる仕組みは当たり前ですが、受注した後の流れももっと配慮してほしいです。

ーどんな配慮?
仕事依頼をして発注側が仮払いをするという流れが基本ですが、中にはメッセージのやりとりをして後はチャットワーク。チャットワークで採用試験を行い、それから月額という会社もありました。僕もまだまだフリーランスでは新人で、採用してもらうのに必死で修正依頼も必死に行いました。ただそれが突然ある期間から連絡がなくなるという、、、

ーありえないですね。でもクラウドソーシングではそういう問題も多そうです。
ネットを見ている限りでは多いですね。フリーランスは個人事業主が多いので仕方ないのは仕方ないですが、今回自分がそういう場面に出会い、仕方ないではすませられないなと思っています。クラウドソーシング側でもしっかりと採用試験は採用試験できちんとできた仕事に関してはお金を支払いする仕組みにしてほしい。今後自分は採用試験であっても、自分から契約書を提示するようにしようとおもっています。先輩方はすでにそういう経験をして、きちんと対応しているんでしょうから。

ー失敗も自分のせいというわけですね。
まったくその通りですね。失敗して色々気づく点ができました。ただクラウドソーシングになってデザインの価値は下がり、気軽に企業側はコンペなどで依頼をかけれても、こちらは一人一人生活がかかっている人もいるので、そこはなんとかしてほしいです。フリーランスって好き勝手やれていいですね?じゃないと思うんですよ。人それぞれどういう経緯でフリーランスになったのかは分かりませんが、みんなある程度の技術を持って仕事をする。プロであれば、企業も発注する側でしっかり対応してほしいです。切実に思います。

ー次回は『メディアを作る。これからのDPRBについて』を掲載。

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Katsui Hiroshi

【生まれ・育ち】1992年生まれ 25歳 東京都在住 【活動】ネット上に記事を連載。カメラマンとして各観光地の写真を撮り、レポートともに掲載。 【連絡先】広告掲載・レビュー/記事執筆依頼・取材依頼・質問等

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